o3 Guitarsの由来
【o3】の名は、オゾン=Ozoneに由来し、Ozoneは3つの酸素原子(Oxygen)が結合してできた物質であることから、この頭文字をとって【o3】となりました。また、Alejandroは3本の【Oxygen】というモデルのギターを、自身のブランドのフラッグシップとして作り上げました。
以後、o3 Gutiarsのモデル名には、全て元素記号が用いられています(例 : Hydrogen, Xenon, Radon, etc.)。
Alejandro Ramirezの生い立ち
15歳の時、Alejandroは初めてエレキギターを買い、その日は1日中ギターを弾くことに没頭しました。しかし、翌日にはそのギターをバラし、自ら構造を調べ、カスタマイズを施していました。その頃からAlejandroはギターを弾くことよりも、ギターの構造に興味がありました。大人になってもAlejandroのギターへの探求心はとどまることを知らず、回路や作り方をほぼ独学で学び、2004年頃には一からギターを作り始めました。その後、欧米の大手ギターブランドに勤めたり、誰かに師事することなく、一人黙々とビルダーとしての腕を磨いたAlejandroは、ごく身近な友人からギターやベースのオーダーを徐々に受け始めることになります。その頃はまだ大手メーカーのレプリカを作製していましたが、彼の作る楽器の評判は徐々に口コミで広がっていき、オーダー数がどんどん増えていきました。
そして2008年、ついにAlejandroは自身のブランドを立ち上げることを決意し、【o3 Guitars】のフラッグシップモデルを完成。
その後もo3 Guitarsの評判は欧米で広がりをみせ、ベルリンのTHE HOLY GRAIL GUITAR SHOW、フランクフルトのMusikmesse、LAのNAMM Showなど、名だたる楽器の展示会に参加し、世界中の名だたる名匠と肩を並べて称されるルシアーとなりました。